歩いて、ボールを打って、また歩く。これを繰り返し行うゴルフラウンド。ゴルフラウンドは、長時間かけて長い距離を歩かなくてはいけないし、何十回もクラブを振らなくてはいけないので、結構体力を使いますよね。
体力の消耗は、スコアを乱す原因にもなります。良いスコアでラウンドして、程よい疲れで終われれば楽しい1日にすることが出来ますよね。(体力の限界までゴルフをした時の充実感も僕は好きなんですが・・・)
今回は、ラウンド中の体力の消耗を出来るだけ抑える方法と、お勧めの商品を紹介していきたいと思います。
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ゴルフラウンドでの体力の消耗を出来るだけ抑えるには
1、ラウンド中に必要な体力は?
まずは、ラウンド中に必要な体力を考えてみましょう。ゴルフ場のコースの長さは大体6000〜7000ヤードとすると、直線距離でも5.5キロ〜6.4キロぐらいになります。
実際のラウンドでは、右に行ったり左に行ったりあっちこっちにボールが言うことを聞かずに飛んでいってしまうので、歩く距離は10キロぐらいになってきます。なのでまずは、10キロを歩く体力が必要になってきます。
次に、クラブを振る回数ですがこれは腕前にも寄りますが、フルショットを36回〜70回ぐらいとアプローチとパターを30回〜50回ぐらいですかね。アプローチとパターはあまり体力を使わないので、後はフルショットをする体力が必要になります。
2、体力の消耗を抑えるラウンドの仕方
体力の消耗を抑える方法ですが、体力を使うのは主に歩く事とスイングすることでした。
・それでは最初は歩くことからいきましょう。
まず基本の歩き方ですが、疲れづらい歩き方をするにはなるべく体の多くの筋肉を使うことが必要です。
一部分の筋肉を使うより全体の筋肉を使ったほうが人間の体は疲れにくい様です。
なるべく多くの筋肉を使うためには、しっかりと背筋を伸ばしましょう。
ちなみに背中が丸くなっているとブレーキをかける筋肉である太ももの前の筋肉をたくさん使うことによりブレーキをかけながら進むことになり疲れの原因になります。
そして歩き方は、しっかり踵から着地してつま先で地面を蹴る様にしましょう。
腕は力を入れずに前後に軽く振る様にしましょう。
これが疲れにくい基本の歩き方になります。疲れてきた時ほど、姿勢と歩き方に注意する様にしましょう。
・次はカートの使い方です。
ラウンド中にカートがあるゴルフ場であれば、当然カートに乗ると思います。
しかし、ずっとカートに乗って移動すれば良いのかと言うとそうではなかったりもします。
カートに乗らなくても良い場合。
カートに乗らなくても良い場合ですが、次に打つところがあまり離れていない時などはそのまま歩いて行ったほうが良いです。
その為には、次に使うであろうクラブも一緒に持っていく様にするとスムーズにラウンドできます。
上手なプレイヤーとラウンドすると、状況によってはセカンド地点にパターを持ったまま向かい、さらっとパーオンしてそのままグリーンに向かって歩き出します。
見ていて気持ちいいですし、とてもスムーズなラウンドになりますよね。
後は状況を見ながらになりますが、カートに乗っても歩く距離が変わらない場合(ボールがカート道路から離れているなど)は、カートに乗らないほうが体力の消耗は抑えられると思います。
しかし、歩いたほうが距離が短くても体力に自信がなければ、急な登り坂はカートに乗ることをお勧めします。
・次にクラブの振り方にいきましょう。
ラウンド中にクラブを振りすぎて疲れてしまう人はあまりいないかもしれませんが、一応念のために書いてみます。
まず、打つ前の素振りです。素振りでは、イメージ作りと体をほぐす事を目的にして、力を抜いてゆっくりスイングしましょう。
ラウンドレッスンの時などに、綺麗に芝を擦れるまで何度も全力で素振りする生徒さんもいたりしますが、それだと疲れてしまいます。
(僕も昔は同じ様にしていましたが・・・。)気持ちは凄い分かるのですが、実際あんまり意味が無いです。
ボールを打つ時のスイングですが、それぞれの方に合った振り方があるので、こうしたほうが良いというのは簡単には言えないのですが、疲れを考えると力を抜いて、スイング軸を保った回転系のスイングの方が僕は疲れないのかなと思います。
3、体力を消耗してしまった時の打ち方
実際ラウンド中に、体力を消耗してしまいうまく打てなくなってしまったときはどうしたら良いのでしょう。
体力が消耗するとどうなるのでしょうか?
○最初に・・・下半身から疲れ始め、まず下半身が動きづらくなる。
○次に・・・下半身が踏ん張れなくなり、下半身が左右にスエーし始める。
○最終的に・・・下半身が動かない、下半身がスエーする、よって回転運動がスムーズに行えない、と言うことは動かしやすい手を動かす。
○結果として・・・残念ながら手打ちが待っています。
体を使わずに手打ちをしても、当てることは出来るかもしれませんが、当たったとしてもあまり飛ばないし、真っ直ぐいかせるのが難しくなってしまいますよね。
そこでどうしたら良いのか?
○まずは・・・下半身が動きづらくなっているので、まずは出来るだけ下半身の力を抜く。
○そして・・・下半身は踏ん張れづに左右にスエーしやすくなっているので、スイング中の体重移動を出来るだけ抑えてその場で回転するイメージでスイングする。
○注意点は・・・この状態で強く打とうとすると手が強くなりすぎてしまうので、スイング中の腕の使用量を少し抑えてコンパクトなスイングを心がける。
○結果として・・・体が疲れていたとしても、多少は飛距離が落ちるかもしれませんがある程度のミート率と飛距離と方向性は確保できます。
出来れば普段の練習から少しでも良いのでこの様な形でスイングする練習をしておくとより良い結果が出ると思います。
このスイングは傾斜地から打つ練習にもなるので、傾斜地が苦手な方にもお勧めです。
4、体力の消耗を抑えるお勧めの商品
僕が体力の消耗を抑えるためにお勧めの商品です。
その① ゴルフシューズ
ゴルフは、長時間歩くスポーツなので、シューズはとても大切です。ゴルフスイングに求められる事にもしっかり答えながら、さらに疲れづらいシューズを選びましょう。
僕のおすすめは、ブリヂストンのゼロスパイク バイター ライトです。
スパイクレスシューズで軽さを徹底追及されていて、何と片足約255gという軽さです。軽いシューズは、グリップ力が物足りなくスイング中の安定感に不安があり今まではあまり好きでは無かったのですが、このシューズは、タイヤテクノロジーをソールに採用している事により満足できるグリップ力と安定感があります。体力に、少しでも不安がある方にはとてもお勧めです。
ゼロスパイクバイター ライトは、2019年年間店頭売上では、NO.1に輝いています。レディースモデルも販売されていて、なんと190gという軽さです。
体力に自信があり、最高のグリップ力とスイング中の安定感を求めるならツアーモデルのゼロスパイクバイター ツアーもお勧めです。
その② ゴルフソックス
ラウンド中の足の疲れを軽減するにはソックスにも助けてもらいましょう。僕のお勧めは、ゴルフ用に開発されているゴルフソックス Rantage(ランテージ)アスリートラウンドPRO V2です。
強力着圧設計で、第2の心臓と言われているふくらはぎの働きを助けて疲れにくいのはもちろんのこと、それ以外にもゴルフのための工夫が色々とされています。
その③ アミノ酸
ラウンド中に体を動かすと体の中のタンパク質がどんどん使われていきます。タンパク質の原料のアミノ酸を取ることは体力の消耗を抑えるためにはとても大切です。
アミノ酸サプリメントは色々なものがありますが、僕が1番お勧めなのは、amino VITL(アミノバイタル)です。色々飲んでみましたが、アミノバイタルプロが一番効果があると感じます。
ラウンド前とラウンド中、そしてラウンド後に飲めば最後まで高パフォーマンスを維持できます。そして、次の日の疲れの残り方も全然違います。
5、最後に
どうだったでしょうか?ラウンド中の体力の消耗を出来るだけ抑える方法について書いてみましたが参考になりましたでしょうか?
体力の消耗を抑えて最後まで高パフォーマンスを維持するというのはゴルフで良いスコアを出すためにとても必要な事です。
しかしあまり体力を重要だと考える人が少ない様な気がします。今回の記事を参考に少しでも体力の消耗を抑えることが出来て、皆さんの楽しいラウンドのお力になれたなら、とても嬉しく思います。