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ゴルフラウンド徹底解説|初心者でも大丈夫!楽しくラウンドするための方法!!
- 頑張って練習したし、そろそろラウンドをしてみたい。
- 知り合いに誘われて、今度ゴルフコースに行くことになった。
- けど、まだラウンドについてよく分からないから不安。
ある程度ボールが打てるようになってくると、次はいよいよゴルフコースに行ってラウンドしたいですよね!?けど、ラウンドのことをよく分からないまま、ゴルフコースに行くのは不安だし、そもそもラウンドを楽しめなかったらもったいないですよね。
私は12年以上ゴルフレッスンを行なってきて、その中で初心者の方のラウンドデビューを何回もサポートしてきました。
そこで、この記事では、僕がラウンドレッスンを行なってきた今までの経験から、ゴルフ初心者がラウンドを楽しめるように、ゴルフラウンドについて徹底解説します!
この記事を読めば、ラウンドの持ち物から、ラウンド方法、ルールやマナーなどが分かり、ゴルフ初心者の方でも思いっきりゴルフを楽しめるようになります。
ゴルフラウンドとは
ゴルフラウンドとは、ゴルフコースでゴルフをプレイすることです。
18ホールをプレイすることをワンラウンド。9ホールをプレイすることをハーフラウンドと言います。
ゴルフコースの種類
ゴルフコースには、
- 丘陵(きゅうりょう)コース
日本のゴルフ場で一番多い。山の傾斜を利用してアップダウンが多いのが特徴です。
- 山岳(さんがく)コース
山中に作られたコースで、丘陵コースよりもアップダウンがキツいのが特徴です。
- 林間(りんかん)コース
林を切り開いて作ったコース。アップダウンが少なく左右が林でセパレートされているのが特徴です。
- 河川敷(かせんじき)コース
川沿いに作られたコース。コースが基本的には平らで、比較的料金も安いので初心者の方がラウンドになれるにはおすすめです。
- シーサイドコース
海沿いに作られたコース。日本にはあまりない種類のゴルフ場です。風が強いのが特徴です。
などの種類があります。
ラウンド料金は数千円から3万円以上するようなところまで、ゴルフ場によって変わります。
ラウンドにかかる時間
ラウンドにかかる時間は、ハーフ(9ホール)回るのに2時間から2時間半ぐらいかかります。ワンラウンドでは、4時間から5時間。そして途中で昼食を食べるとプラス1時間ほどかかります。
また、混み具合によってかかる時間は変わってきます。土日は、混むことが多いのでハーフに3時間以上かかるようなこともあります。
ゴルフ場までの移動、朝の練習、ラウンド後の反省会、ゴルフ場から自宅までの移動時間を加えると、1日の大半がゴルフで潰れてしまうこともあります。
ラウンド中のルールとマナー
ここでは、ゴルフのルールとマナーについて解説します。
自分も周りの人も気持ちよくプレーできるように、ルールとマナーはしっかり覚えましょう。
規則(ルール)の原則
まず、ゴルフゲームの原則とは、
『コースはあるがままにプレーする。球もあるがままにプレーする。』です。
この原則から外れてしまった時に、フェアにプレーに戻るために規則(ルール)があります。
規則の原則は、
『規則とゲームの精神によってプレーする。』です。
初心者の方は、ゲームの精神を理解して、守るところからはじめましょう。
ゲームの精神とは、
○誠実にプレーする
誠実にプレーするためには、規則を知り自分自身で適切な罰を適用する責任があります。
ゴルフは審判のいないスポーツです。プレイヤー全員が誠実であるということを前提としたゲームです。
○他人に配慮する
他のプレーヤーにも気持ちよく回ってもらうためには、
- プレーのペースを守る。
- プレーの邪魔をしない。
これらのことなどを意識する必要があります。
※詳しくは、ゴルフラウンドに必要なマナーで解説します。
○コースを保護する
コースをあるがままにプレーするためにも、常にプレイヤーはコースを保護する意識を持つことが必要です。
※こちらも、詳しくはゴルフラウンドに必要なマナーのところで解説します。
以上が規則ルールの原則になります。
ゴルフルールは細かくたくさんあるので全てを覚えるのは難しいかもしれません。しかし、ゴルフをプレーする上での最も大切なことはゲームの原則、規則、プレーの精神だと思います。まずはここからしっかり覚えておきましょう。
必要最低限覚えておきたいルール
ここでは、ゴルフラウンドするにあたり必要最低限覚えておきたいルールを解説していきたいと思います。
○ゴルフゲームとは
ティーイングエリアからプレーを開始して、球をパッティンググリーンのホールに入れて終わるゲーム。ひとつの球を1本のクラブで打つことによってプレイする。
○アウトオブバウンズ(OB)のルール
白杭で境界が決められており、アウトオブバウンズ内にボールが止まった場合は、1打罰で直前にプレーした位置からプレイしなくてはなりません。
○ティーイングエリアのルール
ティーイングエリアに定められた位置からそのホールのプレイを開始します。
○ジェネラルエリアのルール
規則で定められている場合を除き、ボールをあるがままの状態でプレイする。
プレイする順番は、基本的にはカップから遠い人から打っていきます。
○ペナルティーエリアのルール
ボールがペナルティーエリアの中で止まった場合、1打の罰で救済が認められます。
○パッティンググリーンのルール
パッティンググリーンでは、ボールのある場所をマークしてボールを拾い上げることが認められています。(その時、ボールを拭くこともできます。)
パッティンググリーン上で、パッティングした球がパッティンググリーン上にある他のプレイヤーの球に当たってしまうと一般の罰(2打罰)になってしまう。なので、グリーンに乗ったらなるべく速やかに自分のボールをマークして拾い上げましょう。
○バンカーでのルール
バンカーでは、ストローク前にクラブを砂につけると一般の罰(2打罰)になります。
ストロークの定義は、ボールを打つためのクラブの前方への動きです。バックスイングは規則上はストロークではありません。
○ドロップ方法
膝の高さからまっすぐ地面に落とします。2018年までは肩の高さからでしたが、2019年から膝の高さに変わりました。ボールが救済エリアの外に止まった場合などはやり直しになります。
必要最低限覚えておきたいルールは長くなるので詳細はこちらの記事を参考にしてください。OB?池?アンプレヤブル?初心者必見のゴルフルール 講義!!
ゴルフラウンドに必要なマナーとは
ゴルフゲームの精神には、『他人に配慮する』『コースを保護する』とありましたね。この2つを意識してもらえれば、ゴルフラウンドに必要なマナーはそう難しいものではありません。
ゴルフは、マナーに厳しいスポーツだと思われている方が多いですが、結局のところ大切なのはこの2つだけですよ!
他人に配慮するとは、
- 速やかにプレーする。
- 安全に気を配る。
- 他のプレイヤーの気を散らさない。
主にこれら3つを守ることです。
コースを保護するとは、
- 打った後をきれいにする。(削り取った後の芝生を元に戻したり、目土をしたりする。)
※目土とは、芝を削り取った後に砂を入れることです。ゴルフカートに砂を入れる目土袋が置いてあるので、その土を使います。
- バンカーをならす
- ボールマークを直す。(ボールマークとは、グリーンにボールが落ちた衝撃で出来た窪み)
- 不用意にコースを傷つけない
これらのことを意識してもらえれば、初心者でも気持ちよく楽しくラウンドできます!!
初心者のうちは周りよりもたくさん打ってしまうので迷惑をかけてしまうものです。しかし、ゴルフの精神さえ持っていれば、周りの方は必ずあなたを優しく見守ってくれるはずです。
ラウンドに行くための持ち物
ラウンドに行くために必要になるものが色々あります。ここではラウンドに行く前に準備するものについて解説します。
服装
- ゴルフ場に行く時
原則ジャケット着用で靴は革靴を履いていきます。
TシャツやジーパンなどはNGとなりますので気を付けましょう。
- プレイ中
・帽子・サンバイザー
・ゴルフウェア シャツは襟付きのものを選びましょう。
(ゴルフウェアではないものでも代用できますが、ゴルフウェアならゴルフをプレイするために作られていて機能的なのでおすすめです。)
・ゴルフシューズ
(外のバイキンを持ち込んでしまうと芝が痛んでしまいます。革靴で来て、ロッカールームでゴルフシューズに履き替えましょう。)
・雨具
雨が降った時のために雨具も必要です。ゴルフ用の雨具ならスイングの邪魔にならないように作られているのでおすすめです。
傘はゴルフ場に一応用意されていますが、結構重たかったりするのでこちらもゴルフ用を自分で用意するのもありです。夏場は日傘にすると体力の消費を抑えることができます。
雨対策とおすすめのレイングッズは別記事で解説しています。
ゴルフクラブ
当然ゴルフクラブは必要です。
ゴルフクラブの選び方については、こちらの記事で解説しています。
(規則で実際のラウンドで使えるクラブは14本までと決められています。ラウンドする前に15本以上入ってないかをしっかり確認しましょう。)
そして、クラブを入れるキャディーバッグも必要です
ゴルフバッグ
ゴルフ場に行く時には着替えや雨具、ゴルフシューズなどを入れるバッグも必要です。ゴルフ用ならゴルフシューズを入れる場所もしっかり作られているので安心です。
それとは別に、ラウンド中に携帯や小物を入れておけるラウンドバックもあると便利です
ゴルフ場のカラスは驚くほど賢いです。コンビニのビニール袋だと結構カラスに持っていかれてしまったりすることがあります。
小物
ラウンド中に必要な小物
- ゴルフグローブ
グローブは練習の時から使っていると思うのでそれをそのまま使えば大丈夫です。しかし雨の日は2〜4枚ほど多めに用意しましょう。
こちらのグローブは、雨が降っても滑らないのでおすすめです。
- ティー
ティーイングエリアでボールを乗せるための道具です。ロングティーとショートティーの2種類は用意しましょう。
できればプラスティック製ではなく木製のティーを使いましょう。
- ボール
ゴルフボールは無くなったり傷がついたりする場合があるので多少多めに用意するようにしましょう。1ダース持っておけば大丈夫だと思います。
ちなみに僕は初めてゴルフの試合に出た時に、ゴルフをよく知らなかったので6個しか持たずにラウンドして、途中で後1個になって焦ったことがあります!!
ボールの選び方について解説しています。ぜひこちらの記事を参考にしてください。
- グリーンフォーク
グリーンフォークはゴルフ場によっては用意されている場合もありますが、一応自分用のものも揃えておいた方が無難です。
予備のボール入れにグリーンフォークもついています。かっこいいグリーンフォークを使うと気分も乗ってきてその後のパターが入るかも・・・
- ボールマーカー
ボールマーカーはゴルフ場に用意されてることがほとんどで、小銭などでも代用できます。
ラウンド当日の1日の流れ
ここではラウンド当日の1日の流れを簡単に解説していきます。
到着からクラブハウス
ゴルフ場にはスタート時間の1時間前には着くようにしましょう。
ゴルフ場に到着したらクラブハウスの前に車を止めてキャディーバックを下ろします。
(セルフでバックを運ぶゴルフ場とスタッフが運んでくれるゴルフ場があります。)
次にクラブハウス内のフロントで受付をします。
基本的には、スタートコースとスタート時間、名前をスタッフに伝えて、受付表に必要事項を記入します。ここでローカーキーが渡されるので、荷物を持ってロッカールームに向かいます。
ロッカールーム
渡されたロッカーキーのロッカーに行きプレイする服装に着替えてゴルフシューズに履き替えます。クラブハウス内では帽子はかぶらないように注意しましょう。
(荷物はロッカーに入れますが、車の鍵や財布などはフロント横にある貴重品ボックスに預けるのが安全です。)
朝の練習
ラウンドする準備ができたら次は練習です。
ストレッチや素振りなどで体をほぐしましょう。練習場がついている場合はスタート前に軽く練習をしておきましょう。
クラブハウスの出口にキャディーマスター室があります。基本的にはそこで練習場のコインを買うことになります。ロッカー番号と名前を記入してコインを買い。支払いはプレー代と合わせて帰りに精算します。
スタート前には、練習グリーンでパッティングの練習をします。
ボールの転がる距離はゴルフ場やグリーンのその日の状態によって変わるので、朝の練習でボールの転がりを確認しておきます。
スタートの10分前にはスタートホールにつけるように練習を終わりスタートホールに向かいます。
ラウンド
いよいよラウンドです。プレーの仕方については次のラウンドの仕方で説明します。
ハーフ(9ホール)が終わると基本的にはクラブハウスに戻ってきます。そこでスタッフから後半のスタート時間を聞いてから昼食に向かいます。
クラブハウスに入る時には必ず靴の汚れを落とし、貴重品を忘れないようにしましょう。
クラブハウスに入る前のところに靴の汚れを落とす場所があります。
昼食を食べたら、後半のスタートホールにスタート時間の10分前にはつくように向かいます。
後半のハーフ(9ホール)が終わればラウンド終了です。お疲れ様でした!!
ラウンド終了後
ラウンドが終了したら、クラブなどの忘れ物がないかを確認します。ここでキャディーバッグ引換券をスタッフからもらいます。
忘れ物なければ靴の汚れを落として、ロッカールームで着替えてフロントで精算しましょう。
(ゴルフ場にはお風呂がついているので、プレイ後お風呂に入る方もいます。)
クラブハウスの入り口のキャディーバッグ引換所でキャディーバッグをもらい車に積んで自宅に帰ります。
ラウンドの仕方(クラブの使い分け方)
ここからは簡単にラウンドの仕方について、クラブの使い分け方を軸に解説していきます。
ティーショット
ティーショットには遠くに飛ばすショットが求められます。
PAR4やPAR5のティーショットでは基本的にドライバー(1W)で打ちます。
PAR3では、グリーンに届く番手を持って打ちます。
ティーショットの時には、ティーにボールを乗せて打つことができます。
グリーンに近づけよう
2打目以降でグリーンがまだ遠い場合は、少しでもグリーンに近づけるショットが求められます。
状況にもよりますが、フェアウェイウッド(FW)やユーティリティ(UT)を使って打ちます。
アイアンで打ってもグリーンに届く時や、傾斜地などFWで打つのが難しい場合はアイアンで打ちます。
グリーンに乗せよう
グリーンの近くまできたら次はグリーンに乗せるショットが必要になります。
アイアンやウェッジを使いグリーンに乗せましょう。
ウェッジを使うと球が高くなり、落ちてからあまり転がらないボールが打てます。
カップに入れよう
グリーンに乗ったら、次はいよいよボールをカップに入れます。
使用クラブは、パターです。
グリーンには、傾斜がつけられています。傾斜によってボールの転がりが変わるのですが、ボールからカップまでにボールがどのように転がるのかを予測することを『ライン読み』と言います。
- 上り(のぼり)のパッティング
ボールよりカップの方が高い位置にある。平らなところに比べてボールは転がらない
- 下り(くだり)のパッテイング
ボールよりカップの方が低い位置にある。平らなところに比べてボールはより転がる
- フックラインのパッティング
ボールからカップを見た時に、右側に地面の方が高い。ボールは傾斜の度合いに応じて左に曲がる
- スライスラインのパッテイング
ボールからカップを見た時に、左側の地面の方が高い。ボールは傾斜の度合いに対して右に曲がる
移動中
ゴルフは広大な場所で行われるゲームなので、実際に打つ時間よりも移動の時間の方が長いスポーツです。
移動手段は、主にカートと歩きになります。
スムーズなプレイをするためにもスピーディーな移動ができるようにしましょう。
ラウンドの予約方法
ラウンドの予約に関しては、経験者の方が予約してくれるとは思いますが・・・
例えば、あなたが友達とラウンド行くことになった時など、もしかすると予約をしなくてはいけないかもしれませんよね!!
なので最後は、ラウンドの予約方法について解説したいと思います。
電話予約
まずは、電話予約です。
ゴルフ場のホームページなどから、電話番号を調べて直接電話して予約をする方法です。
プレー日、一緒に回る方の名前と人数、希望のスタート時間は電話する前に確認しておきましょう。
ゴルフ場によっては、メンバー同伴かメンバーの紹介がないと予約を取れないところもあります。ホームページなどでしっかり確認しておきましょう。
ネット予約
現在は、ほとんどの方がネットで予約をとっていると思います!!
ネット予約サイトは楽天GORA・GDO・じゃらんなど色々とあります。
ポイントが貯まるサービスなどもあるので、自分のお気に入りをひとつ見つけるのもいいかもしれませんね!!
ちなみに僕は楽天GORAを利用しています。楽天GORAではプレー代の支払いに楽天ポイントが使えるので楽天カードを持ってる方にもおすすめです。
ゴルフ用品を楽天市場で買って楽天ポイントを貯めて、ポイントを使ってプレー代をお得にすることもできるので、ゴルファーに楽天カードはおすすめですよ!!
ゴルフファーじゃなくても、色々特典があるので楽天カードはいいらしいですけどね・・・
まとめ
今回は初心者の方でも楽しくラウンドするために、
- ゴルフ場について
- ゴルフルール について
- ラウンドするのに必要な持ち物
- ラウンド当日のながれ
- ラウンドの仕方
- ラウンドの予約方法
について解説しました。
良いスコアで回るためには、何度もラウンドすることが絶対に必要です。
しかし、ゴルフラウンドを楽しむということは、初心者でも可能です。
この記事で、あなたのラウンドが少しでも楽しいものになっていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。