[ゴルフクラブの選び方]ティーチングプロが断定!初心者はブリヂストンでクラブセッティング
- ゴルフを始めようと思うのですが・・・
- ゴルフクラブは種類が多くて
- 身近にゴルフ詳しい人もいないし
- どうやってクラブを選んでいいのか分かりません
ゴルフクラブを買おうとは思っているけど、「種類は多いし、自分に合う物もわからない。」と悩んでしまい、なかなか買う勇気が出ないなんて事ありますよね。
僕は12年以上、アマチュアゴルファーにレッスンを行なっています。
そして、生徒さんのクラブ選びのお手伝いもたくさんしてきました。
しかし、残念ながら、自分に合わないクラブを買ってきてしまう生徒さんもたくさんいます。
そこで、この記事では初心者の方にも最適なゴルフクラブが選べるように、クラブの選び方の知識と、僕がオススメするブリヂストンのクラブセッティングを解説します。
この記事を読めば、楽しく上達するために必要なクラブセッティングが手に入ります。
すぐにでも、おすすめのクラブセッティングが知りたい方は、目次から『ブリヂストン おすすめのクラブセッティング』に飛んでください。
クラブセッティングを完璧にしたいなら、ゴルフスクールに入会するのもおすすめです。ある程度レッスンを受ければ、いつも見てくれているプロがきっとあなたに合うクラブセッティングを提案してくれるはずです。
ゴルフスクールに興味がある方はこちらの記事もぜひ読んでみてください。
【最速上達】時間とお金を無駄にしない!初心者におすすめのゴルフスクール
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ゴルフクラブの選び方 知識編
はじめに、あなたに合ったクラブを選ぶことができるように、ゴルフクラブの選び方について
- クラブセッティングのコツ
- おすすめのクラブセッティング
- クラブ別の選び方
について解説します。
ゴルフクラブの重さや長さなどのデータは、メーカーのホームページに載っているので、クラブを選ぶときはその数字を参考にしてみてください。
クラブセッティングのコツ
クラブセッティングのコツとして、クラブを選ぶときに重要な事は、
- 飛距離の階段を作る
- 全番手で、同じ振り心地にする
これら2つです。
飛距離の階段を作るとは
ゴルフでは、基本的にクラブで飛距離を打ち分けてプレーします。
そのため、10ヤード刻みになるように飛距離の階段を作りましょう。
飛距離の階段を作るためには、クラブごとのロフト角を基本的には4度刻みにします。
ヘッドスピードが速いと3度の違いで10ヤードの飛距離差が出たり、ヘッドスピードが遅いと5度で10ヤードの飛距離差だったりもします。しかし、まずは4度刻みでクラブセッティングをするのがオススメです。
10ヤード間隔の飛距離の階段をクラブセッティングで出来ると、難しいコントロールショットをあまり打たずにプレーすることができます。
全番手で同じ振り心地にするには
ゴルフでは、毎回ショットを打つたびにクラブを変えてプレーします。
なので、全ての番手なるべく同じ振り心地にした方が良いです。
振り心地を決める大半は、重さと長さになります。
ゴルフが上達すると、シャフトの特性やクラブバランスなどの違いも分かるようになりますが、初心者の頃は余程シャフトのクセが強かったり、バランスが大きくずれていなければ気にしなくても良いと思います。
ゴルフクラブは、同じ重さであれば、長いものほど振りづらく、短いものほど振りやすくなります。
1インチ長くなった場合は、クラブ重量は約15〜20g重たくする必要があり、この数字を参考にクラブセッティングを考えていけば大体同じ振り心地のクラブセッティングは出来上がりです。
ゴルフクラブは、1番手違うと、長さが0.5インチ、重さが7〜10g、ロフト角が4度、飛距離が10ヤード変わるのが基本です。
初心者におすすめのクラブセッティング
クラブセッティングを決めるときは、まずは
- FW(フェアウェイウッド)、UT(ユーティリティー)、アイアンをそれぞれ何本ずつ組み合わせるか!
- ウェッジは何本入れるのか!
を考えなくては行けません。
それでは、順番に解説していきます。
FW、UT、アイアンのどれを使えばいいのか!
まず、それぞれのクラブの特徴を解説します。
同じロフトの場合
- 球の上がりやすさは、
FW<UT<アイアンになります。
- クラブの長さは、
FW<UT<アイアン
- ヘッドの大きさは、
FW<UT<アイアン
のようになります。
特徴をまとめると、
- FWは、球が上がりやすいが、長いので打つのが難しく、ヘッドが大きい分ラフに沈んだボールは打つのが難しい。
- アイアンは、球が上がりづらいが、短いので打ちやすく、ヘッドが小さい分ラフに沈んだボールを打ちやすい。
- UTはちょうど中間。
このようになります。
この中で、僕が生徒さんのクラブ選びを手伝うときに一番大事にしているのが球の上がりやすさです。
基本的な選び方としては、はじめにアイアンでキャリー(打った球が最初に地面に落ちるまでの距離)が10ヤード刻みになっているかを確認します。
この時、ナイスショットしても下の番手とキャリーが変わらないなら、そのクラブの代わりに同じロフト角のUTを選択します。
これと同じ方法で、UTでも球が上がらずにキャリーが出ないならFWを選択します。
これで、アイアンとUTとFWのセッティングは完了です。
ウェッジは何本入れるのか!
次にウェッジです。
基本は、PW、AW、SWの3本でしたが、最近はPWのロフト角が少なくなってきたので4本入れる方もいます。
何本入れるかは、PWのロフト角で決めていきましょう。
○PWのロフトが48度の場合は、52度、56度の3本。
○PWのロフトが44度の場合は、50度、56度で3本にするか、
48度、52度、56度の4本のするかを考えなくてはいけません。
初心者におすすめのクラブセッティング
それではいよいよ、初心者におすすめのクラブセッティングを紹介します。
僕のおすすめは、
1w(ドライバー) ロフト10.5度
3W(スプーン) ロフト15度
5W(クリーク) ロフト18度
4UT ロフト22度
5UT ロフト26度
6I ロフト30度
7I ロフト34度
8I ロフト38度
9I ロフト42度
PW ロフト46度
ウェッジ ロフト50度 54度 58度
もしくは ロフト52度 56度
このようなセッティングがおすすめです。
実際には、ここまできれいには揃わないので、ロフトが3〜5度間隔に収まるようにセッティングしていきます。
長いクラブはヘッドスピードが速くなるので3度刻みにして、ウェッジは逆に5〜6度刻みにするプロも結構います。
ここから、アイアンが得意なら5Iを入れて5UTを抜く。
5Wを抜いて3UTを入れるなど、自分なりのアレンジを加えていきます。
クラブ別の選び方
アイアンの選び方
基準とするクラブを決めるために、まずはアイアンから決めていきます。
Dw、FW、UTはアイアンに合わせて決めていきます。
アイアンの決め方は、クラブがしっかり振れる範囲で、重たいものを使いましょう。
選び方としては、
一般男性なら、7Iで37インチ 420グラム
体力に自信がある方は 37インチ 430グラム
体力に不安がある方は、37インチで 410グラム
女性の方は、37インチ 340グラム
を基準にするのがいいと思います。
ヘッドとグリップの重さはそこまで変わらないので、重量は基本的にシャフトの重さで決まります。
それぞれのゴルファーのおすすめのシャフトはそれぞれ次のようになります。(ヘッドスピードはあくまでも目安と考えてください。)
○一般男性におすすめのシャフト(DWヘッドスピード41m/s前後)
- N.S.PRO 950GH NEO
- フレックス SorSR
- 重量 SRは97g Sは98g
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○体力に自信がある方におすすめのシャフト(DWヘッドスピード43m/s以上)
- N.S.PRO MODUS3 TOUR105 or 120
- フレックス S
- 重量 105は106.5グラム 120は114グラム
N.S.PRO MODUS3 TOUR 装着アイアンをamazonでチェック
○体力に不安がある方におすすめのシャフト(DWヘッドスピード35~39m/s)
- N.S.PRO 850GH
- フレックス R or S
- 重量 Rは87グラム Sは91グラム
N.S.PRO 850GH 装着アイアンをamazonでチェック
○女性におすすめのシャフト(DWヘッドスピード33m/s以下)
- Air Speeder
- 重量 39グラム
ドライバーの選び方
一般的な方は、長さ45.5インチ 重量295グラムを基準に考えましょう。
体力に自信のある方は、45.5インチ 310グラム
体力に不安がある方は、45.5インチ 280グラム
女性なら 44インチ 270グラム
これらを基準に考えましょう。
長さが1インチ変わるならば重量は10グラム変更します。
例:一般的なゴルファーは、45.5インチの時は重量が295グラムですが、44.5インチのクラブなら重量305グラム。
おすすめのシャフト重量とシャフト
- 一般的な方 50g台 オススメシャフトSpeder569
- 体力に自信がある方 60g台 オススメシャフトSpeeder661
- 体力に自信がない方 40g台 オススメシャフトSpeeder474
- 女性の方 30g台 オススメシャフトAir Speeder
フェアウェイウッド、ユーティリティーの選び方
アイアンを基準に、1インチ長くなるごとに10グラム軽くします。
シャフトで選ぶなら、
- ユーティリティーはアイアンと同じぐらいの重さ。
- フェアウェイウッドは、ドライバーのシャフトより10グラムほど重たいものにしましょう。
シャフトのおすすめは、
- スチールならアイアンでオススメしたN.S.PRO 950GH のFW用とUT用
- カーボンなら、ドライバーでオススメしたフジクラシャフトのSpeederはラインナップも豊富なのでオススメです。
カーボンシャフトで有名なのは、フジクラシャフト、グラファイトデザイン、三菱ケミカルの三社ですが、どこのメーカーもそれぞれの良さがあります。
ちなみに僕は、学生の時から三菱ケミカル(旧三菱レイヨン)が大好きで、今でも三菱ケミカルのDiamanaシリーズを使っています。
※最近は、松山プロがオリンピックで使用していたグラファイトデザインのツアーAD U Bも使用中。クセがないシャフトで、先端が硬いので左へのミスがほとんど出ないので、かなり気に入っています。
ウェッジの選び方
ウェッジは、ウェッジ専用のシャフトもありますが、基本的にはアイアンと同じシャフトで良いと思います。
ウェッジを選ぶポイントは、ロフト角とクラブの性能で選びます。
性能は主に、
- ミスに強いクラブ
- 多彩な技を使えるクラブ
に分かれます。
上級者は、ソールが薄くバウンス角の少ない多彩な技が使えるウェッジを好みますが、初心者にはミスに強いソールが厚めのバウンス角が多いウェッジがオススメです。
ブリヂストンでは、
TOUR B BRM ウェッジが多彩な技が使えるように設計されていて
TOUR B BRM HF ウェッジが、ミスに強いクラブになります。
バンカーを楽に出したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
パターの選び方
パター については、ブリヂストンではなく他のメーカーから選ぶのが良いと思います。
色々なメーカーから本当に色々な種類のパターが発売されているので、ぜひあなたのお気に入りの一本を見つけましょう。
パターの選び方については別記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
初心者の方におすすめのピン型パターの紹介記事はこちら
ブリヂストンでかっこいいクラブセッティングを作ろう!
なぜブリヂストンなのか?
なぜブリヂストンなのか?
それは・・・
僕が12年以上ブリヂストンゴルフアカデミーの認定インストラクターとしてレッスンをしてきたので、ブリヂストンのクラブが一番分かるからです!!
そして、一番信用しているから。
それだけです。
当然、他のメーカーからも素晴らしいクラブは出ていますよ。
けど、僕は学生の時からほぼブリヂストンのクラブを使ってきました。
それは、やっぱりブリヂストンのクラブはかっこいいんですよね。
一般男性向け クラブセッティング
一般男性向けのクラブセッティングをドライバーから順に紹介していきます。
ぜひ参考にしてください!
重量や長さなどは、シャフトの種類などによっても変わります。公式ページへのリンクも貼っておきますので、詳しい情報を知りたい方はぜひ見てみてください。
○1W(ドライバー)ブリヂストン B2 ドライバー
○3W・5W(フェアウェイウッド)ブリヂストン B2 FW
○4UT・5UT(ユーティリティー)ブリヂストン B2 HY UTILITY
○6I〜9I ・PW(アイアンセット)ブリヂストン TOUR B 202CBPアイアン
○48度・52度・56度(ウェッジ)ブリヂストン BRM HF or BRMウェッジ
前作より高初速エリアが大幅に拡大し、飛距離ロスを軽減。
生徒さんに試打してもらうと、つかまりの良さと直進性の満足度が高いです。初心者だけではなくスライサーや飛距離を伸ばしたい方にもおすすめ。シャフトを変えれば、女性でも十分に使えるドライバーです。
重量 | 298g(Sシャフト) |
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ロフト | 9.5度 10.5度 |
シャフト | Diamana BS50 他3本 |
長さ | 45.25インチ |
ヒール集中荷重により、つかまりと許容性が向上。
「楽に球が上がってまっすぐ飛ぶと」、FWが苦手な生徒さんからの評判も良いです。
初心者ゴルファーだけではなく、FWで球が上がらないと悩んでいるゴルファーにもおすすめ。
重量 | 3W 310g・5W 314g (Sシャフト) |
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ロフト | 3W 15度・5W 18度 |
おすすめシャフト | Diamana BS50 |
長さ | 3W 43インチ・5W 42.5インチ |
New SP-COR(ニューサスペンションコア)搭載。
B2独自設計により、許容性が高く、球のつかまりが抜群。
球もしっかり上がってくれるので、グリーンを狙うショットもバッチリです。
初心者だけではなく、ユーティリテでもグリーンをしっかり狙っていきたいゴルファーにもおすすめです。
重量 | H4 371g・ H5 378g(Sシャフト) |
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ロフト | H4 22度・H5 25度 |
おすすめシャフト | N.S.PRO 850GH neo スチールシャフト |
長さ | H4 39.5インチ・H5 38.75インチ |
高機能なポケットキャビティアイアン
スッキリしたヘッドでも、ミスヒットに強く飛距離性能と許容性が高いアイアン
キャビティータイプの201CBは僕の周りのトップアマやプロからの評価が高いので、『アイアンに自信がある』『アイアン練習して上手くなってやる』というゴルファーには201CBもおすすめです。
重量 | 7I 419g (Sシャフト) |
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ロフト | 7I 30度 PW 44度 |
おすすめシャフト | N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト |
長さ | 7I 37インチ |
目標にフェースをまっすぐに向けて構えやすい形状のウェッジ。
ミスに強く、アプローチをなるべく優しくしたいゴルファーにおすすめ。
『バックスピンのかかったアプローチが打ちたい』『アプローチで色々な打ち方をしたい』というゴルファーには、TOUR B BRMがおすすめです。
重量 | 48度・52度 445g・ 56度 450g |
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ロフト | 48度・52度・56度 |
おすすめシャフト | N.S.PRO MODUS3 TOUR105 |
長さ | 48度・52度 35.5インチ・56度 35.25インチ |
まとめ
今回の記事では、ゴルフクラブの選び方に大事なポイント
ゴルフ初心者が、正しいクラブセッティングができるように
- ○クラブセッティングのコツ
- ○おすすめのクラブセッティング
- ○クラブ別の選び方
これらについて解説し、
そして最後に、ブリヂストンのおすすめのクラブセッティングの実例を紹介しました。
ゴルフは、道具を使うスポーツの中でも、特に道具が重要になるスポーツです。
あなたにあったクラブを使えば、より楽しく上達することができます。
あなたのクラブ選びに、この記事が少しでも参考になって頂ければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、別の記事でお会いしましょう。