[初心者必見]雨男のプロが解説!ゴルフの”雨対策”おすすめのレイングッズ
- 週末のラウンド楽しみにしていたのに
- 天気予報を見たら雨みたい・・・
- 雨の日のゴルフってどうしたらいいの!?
楽しくラウンドする予定だったのに、雨のせいで体はビショビショ、スコアはボロボロで辛い1日になっちゃった。
誰でも一度は、こんな経験をしてしまいます。
僕は自他ともに認める雨男なので、普通の方の数倍は雨の日のラウンドをしてきました。当然、たくさん失敗も経験してきています。
そこで、この記事では雨の日でも楽しくラウンドできるように、雨の日対策とプレーの仕方について、解説していきます。
この記事を読めば、雨の日でも楽しくラウンドするために必要なことが全てわかります。
最初に結論を言うと、雨の日のゴルフはほぼ準備で決まります。
おすすめのレイングッズなども紹介するので、ゴルフ用のレインウェア・傘・タオルなど必要な物をしっかり用意して、楽しくプレーしましょう。
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雨の日のラウンドで困ることは?
まずは、雨の日のラウンドで楽しめなくなる主な原因について4つ
- 雨に濡れる
- 雨でグリップが滑る
- ボールが普段より飛ばない
- 足元が滑る
これらについて解説します。
これらを解消して、楽しくプレーしましょう!
①雨に濡れる
楽しめなくなる原因の一つ目は雨に濡れることです。
雨に濡れると子供の頃はテンションが上がっていたのに、大人になると不快感がすごいですよね?
そして、雨に濡れて体が冷えてしまうとスムーズにスイングができなくなったり、飛距離が落ちたりでさらにゴルフが楽しめなくなります。
②グリップが滑る
原因の二つ目は、”グリップが滑る”ことです。
雨に濡れてしまうとグリップが滑りやすくなります。(雨の日にゴルファーが一番気をつけることだと思います。)
グリップが滑ってしまうと当然ミスショットに。
そして次からのショットも滑るんじゃないかと思うと思い切ってスイングできない。
こんな状態では、楽しくラウンドしている場合じゃなくなります。
③ボールが飛ばない
原因の三つ目は、”ボールが飛ばない”ことです。
体が冷えてボールが飛ばない以外にも、地面が濡れているせいでランが出ないのでさらに飛ばなくなります。
せっかくのナイスショットが、思ったほど飛ばなくてグリーンに乗らなかった。会心の辺りなのにいつもより飛んでない。
このような状態では、良いスコアでラウンドするのがなかなか厳しくなってしまいます。
④足元が滑る
原因の四つ目は、”足元が滑る”ことです。
芝が雨に濡れることにより、スイング中に足が滑ってしまいます。
傾斜地などでは、足場が不安定になり、さらに滑りやすくなります。
足元が安定しないと思い切ってスイングできなくなり気持ちよくゴルフができなくなってしまいます。
雨の日のラウンド対策
それでは、雨の日でもゴルフを楽しむための対策について解説していきます。
雨は、レイングッズで対策をします。それではレインウェアから紹介していきます。
レインウェア
レインウェアは、体が濡れるのを対策します。ゴルフ用のレインウェアはゴルフをするための様々な工夫がされているので、おすすめです。
必要なレインウェアは主にカッパと帽子です。
○レインウェアの選び方
カッパはゴルフ用から選びましょう。それから、耐水圧・透湿性が高い物を選ぶことも必要です。
耐水圧とは、どれくらいの水の圧力に体られるかの数値です。
10,000mmあれば大雨に耐えられて、20,000mmあれば嵐にも耐えられます。
ゴルフで使うなら最低でも耐水圧10,000mm以上の物を選びましょう。
透湿性とは、蒸気を服の外に逃す数値のことです。透湿性が高いと蒸れなくなります。
快適にプレーするためにも透湿性は最低でも10,000g、出来れば20,000g以上の物を選びましょう。
そして、長持ちさせるためにも、必ず撥水スプレーは使うようにしましょう。
○おすすめのカッパ
おすすめのカッパの条件は、ゴルフ用・耐水圧20,000mm・透湿性20,000gです。
これに当てはまる僕のおすすめは、ブリヂストンゴルフの水神。
ゴルフメーカー大手のブリヂストンのレインウェアで、多彩な調整機能がついていて、ストレッチ性も十分。
初期耐水圧は、30,000mm。透湿性22,000g。
○おすすめの帽子
雨の日におすすめの帽子は、こちらもブリヂストンの水神です。
レインキャップとレインハットがあるので、こちらはお好みで!
初期耐水圧は、30,000mm。
グローブ
次は、グローブです。グローブは、雨に強いものを使うことにより、グリップが滑ってしまうことを防ぎます。
僕が学生の頃は、雨の日はグローブを6枚以上用意しとかなくてはいけなかったのですが、今では雨に強いグローブがあり、雨用のグローブ一枚で済むようになりました。
雨の日に使うグローブは、”ナノフロント”という素材を使っているものがおすすめです。
○おすすめのナノフロントを使っているグローブは、PGAツアーの使用実績NO.1の実績もあるFootJoyのナノロック ネオです。
それと、ナノフロントは使っていませんが、僕が普段の練習にも使っているゼロフィットのインスパイラルゴルフグローブも雨に強いのでおすすめです。
傘
次は傘です。体を濡らさない以外にもクラブを濡らさないためにも使用します。
傘については、ゴルフ場で借りることができるので必ず必要ではないのですが、ゴルフ用のしっかりした傘はやはり持っておくことをおすすめします。
ゴルフ場の傘との違いは、大きさや重量です。
なるべく大きくてなおかつ軽い物を使うことにより、より快適にプレーすることができます。
○おすすめの傘は、ブリヂストンのTour B(プロモデル)です。
直径 約118cmと大きく、重量 約280gと軽いです。(※数値はカタログ値です。)
晴雨兼用なので、日傘としても使えます。
タオル
タオルは、主に濡れたクラブを拭くように使います。特にグリップやフェースなどはなるべく乾いたタオルで拭くことにより、普段と同じ球が打ちやすくなります。
タオルもゴルフ場側が用意してくれていることが多いですが、数には限りがあるので出来れば自分用を用意して置きましょう。
それとポケットに入るサイズのタオルがあると打つ前にサッとグリップと手を拭いたりできるのでこちらもおすすめです。(トイレのタオルを持ち出す方もいるみたいですが、ほとんどのゴルフ場で禁止されているので絶対にやめましょう。)
雨の日のプレーの仕方
雨の日でも、スコアを崩さないでラウンドする方法について解説をしていきます。
雨の日に普段と同じスコア、またはいつもより良いスコアで回れると物凄い達成感があるので頑張っていきましょう。
クラブを濡らさない
雨の日のゴルフで大切なことは、極力クラブを濡らさないことです。
クラブを濡らさないためには、やっぱり傘が必要になってきます。
移動の時は、傘を使い濡らさないようにして、打つときには、使わないクラブを開いておいた傘の骨組みに引っ掛けるようにクラブを置いて濡らさないようにしましょう。
そして、濡れたクラブは乾いたタオルで拭くことも必要です。タオルを傘の骨組みにかけておけば乾いたタオルをすぐに使うことができます。
飛距離が落ちることを計算する
次に雨の日は、雨の抵抗や、地面が濡れていることにより普段よりもランが出ずに飛距離が落ちます。
そこも計算して、大きめのクラブでショットすることも必要です。
また、足元が滑る状況では普段と同じようには振れないので更に飛距離は落ちます。
状況に応じて、1~2番手ほど大きいクラブを使いましょう。
そして、アプローチやパターも転がらなくなるので、普段よりも少し強めに打つようにしましょう。
雨の日は、グリーンが柔らかくなっているのでボールが止まりやすいので、グリーンに乗せるショットは、晴れの日よりも簡単になることもあります。
実際プロの試合などでは、雨の次の日や雨の日の方が良いスコアが出たりもします。
雨の日のスイング
雨の日はダフらないように注意してスイングすることが必要です。
地面が雨にぬれて柔らかくなっているとダフったときにボールが全然飛ばなくなってしまいます。
雨の日は、クラブを少し短めに握り、コンパクトなトップからしっかり振り切るスイングが必要になります。出来れば普段の練習から、このようなスイングも練習して置きましょう。
そして、芝が濡れると抵抗が大きくなります。ラフに入ったときには、クラブを普段よりしっかり握り、芝の抵抗に負けないように気をつけましょう。
特に、アプローチなどで大きくゆっくり振る打ち方だと芝の抵抗で、ボールが思ったよりも飛ばないことがあります。
アプローチでは、普段より小さい振り幅でしっかりクラブを加速させて打ちましょう。
雨の日によく使うルール
ここでは、普段はあまり使わないが、雨の日に使うことがあるかもしれない、異常なコース状態からの処置について解説していきます。
雨がスゴイ日によく使う救済のルールですが、少し複雑なので、ここでしっかり覚えてしまいましょう。
ジェネラルエリアの地面に一時的に溜まった水は異常なコース状態と判定されます。
簡単に言うと、「ペナルティーエリア以外で雨によって水たまりができている場合は、そこからプレーせずにちゃんとしたところから打っていいよ。」と言うルールです。
異常なコース状態と判定されない場合
- ペナルティーエリア
- ぬかるんでいるだけ・柔らかいだけ
- 地面に立ったときに、水が瞬間的に見える程度
○フェアウェイやラフにあるボールが異常なコース状態にある場合、またはスタンスが異常なコース状態にかかる場合の処置。
ホールに近付かないように、最も近い正常なコース状態の位置にニアレストポイントを決めて、そこからワンクラブ以内に無罰でドロップします。
簡単に言うと、「ホールに近付かないように注意して、一番近い打てる場所からドライバー一本分の範囲にボールを膝の高さから落として、そのボールでプレーを再開して。罰はないから打った回数だけ数えればいいよ。」ってことです。全然簡単じゃなかった・・・
○バンカーの場合
バンカー内で、ホールに近付かないように、最も近い正常なコース状態の位置にニアレストポイントを決めて、そこからワンクラブ以内に無罰でドロップします。
もしくは、一打罰でバンカー外のホールとボールを結んだ後方線上の好きなところに起点を作り、ワンクラブ以内にドロップ。
このルールは、「一打プラスすれば、ボールをバンカーから出してバンカーの後方からだけどプレーしていいよ。」と言うことです。ちなみに、通常のバンカーからでも2打罰で、同じ処置を受けることができます。
○パッティンググリーンの場合
パッティンググリーンに限り、ボールとホールの間に異常なコース状態がある場合でも処置を受けることができます。
ホールに近付かないように、最も近い正常なコース状態の位置にニアレストポイントを決めて、そこからワンクラブ以内に無罰でドロップします。ドロップする場所は、グリーン上だけではなくジェネラルエリアでも大丈夫です。
ゴルフ規則については、ゴルフ特有の単語なども出てくるので初心者の方には難しいです。しかし、ゴルフルールを知ることは大事ですのでしっかり覚えていきましょう。
ゴルフ規則については、ガッツリ別記事で解説しています。ルールについて不安がある方は是非一度読んでみてください。
まとめ
今回の記事では、雨の日でも楽しくラウンドができるように
- 雨の日のラウンドで楽しめなくなる主な原因
- 雨の日のラウンド対策
- 雨の日のプレーの仕方
について解説してきました。
楽しめなくなる原因をしっかりとした準備で対策して、雨の日のプレーの仕方を覚えてもらえれば、きっと雨の日でも楽しくいつものスコアでプレーできると思います。
ぜひ頑張ってみて下さい。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。
このブログは、ゴルフをこれから始めようと思ってる方やゴルフ初心者の方に向けてゴルフの様々なことについて解説しています。
「もし少しでも参考になった。」「面白かった。」と思えていただけたら、ぜひあなたの周りの方にも紹介していただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!!