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[ゴルフ初心者向け]ゴルフスイング3つのポイント!その1 スイング軸についてティーチングプロが徹底解説
- 練習を頑張ってボールにちゃんと当たるようになってきたけど・・・
- まだまだ、当たったり当たらなかったり、安定しないなぁ
- 安定したショットには、スイング軸が大切なのは分かるけど・・・
- そもそも、スイング軸についてよく分からない
スイング軸を安定させないまま練習を続けても、初心者の方は上達するのにとっても時間がかかってしまいます。
僕は12年以上、アマチュアゴルファーにゴルフレッスンをしてきました。
そして、最近PGAティーチングプロの資格をする際のPGAの講義でゴルフを基本から学び直しました。
そこで、この記事ではゴルフ初心者が、安定して良いショットが打てるように、ゴルフスイングの重要なポイントである『スイング軸』について、重要性・作り方(練習方法)について解説します。
この記事を読んで練習してもらえれば、軸の安定したスイングが手に入り、ボールへのミート率が格段にUPします。
スイング軸とは
ゴルフスイングは、身体の回転運動を使ってクラブを振ります。
当然、回転運動なので軸がとても大切です。
安定したスイング軸を身につけ、気持ちよくボールを飛ばしましょう!!
スイング軸にはいろいろな考え方がありますが、ここでは初心者向けに僕が基本だと思うスイング軸について解説をしていきます。
スイング軸ってどこにあるの
スイング軸の基本的な考え方としてここでは、背骨を軸とします。
人によっては、
- 左足を軸にする1軸
- バックスイングでは右股関節に軸を作り、ダウンスイング以降は左股関節に軸を作る2軸
など、軸の考え方は色々ありますが、初心者の方はイメージしやすい背骨を軸にするのがおすすめです。
スイング軸の傾き
軸というと、真っすぐな線をイメージするとは思うのですが、ゴルフスイングの場合はアドレスで右手が左手より下を握るため右肩が左肩より下がります。
そのため、背骨の軸は若干右に傾きます。この軸をキープしてスイングすることにより、スムーズな動きと、正確なインパクトが生まれます。
軸を真っすぐにしようとした結果、アドレスで両肩が平行になってしまう。
その形のままスイングするとアウトサイドの軌道になりスライスが出やすくなります。
スライスで悩んでいる方は、一度アドレスのときのスイング軸の傾きをチェックしてみましょう。
スイング軸の重要性
スイング軸は主にスイングプレーンとクラブヘッドの最下点に影響を与えます。
スイング軸は、ボールに当たる当たらないの結果にとても大きく関係するので重要。
スイング軸が安定すると
スイング軸は、スイングプレーンとクラブヘッドの最下点に影響を与えると説明しました。
スイング軸が安定すると
- スイングプレーンが安定することにより、ボールに当たりやすくなるだけではなくボールの球筋を安定させることができます。
- クラブヘッドの最下点が安定すれば、ダフリ(ボールの手前の地面を打ってしまうこと)やトップ(ボールの上を打ってしまうこと)が少なくなります。
ダフリとトップに悩まされる初心者の方は多いです。
- 身体の動きが、シンプルになるのでスイングの再現性が上がる。
スイングの再現性を上げるためには反復練習が必要ですが、スイング軸を安定させることにより動きがシンプルになり最短でスイングの再現性を上げることができます。
スイング軸を安定させて、ショットの再現性を高めましょう。
スイング軸とスイングプレーンの関係
スイング軸の傾きの違いによりスイングプレーンが変わります。
スイング軸が右に傾くと、
- スイングプレーンはインサイドアウト
- 最下点は手前(ダフリやすい)
になりやすくなります。
その結果、球筋は
- 打ち出しは右
- 打ち出し角度は高い
- 球筋はフック(左曲がり)
になりやすくなります。
自分の球筋が上記に当てはまる場合はスイング軸が右に傾いてないか確認しましょう。
スイング軸が左に傾くと、
- スイングプレーンはアウトサイドイン
- 最下点はボールの先(トップしやすい)
その結果、球筋は
- 打ち出しは左
- 打ち出し角度は低い
- 球筋はスライス
になりやすくなります。
球筋が上記に当てはまる場合は、スイング軸が左に傾いていないか確認しましょう。
最近ワンポイントでレッスンした方は、ずっとスライスに悩んでいて、ひっかけフックは出るらしいのですが、右に打ち出してから戻ってくるドローボールを打ったことがなかったらしく、「スライスを治してくれ。」とレッスン希望でした。
初めてプロのレッスンを受けたらしいのですが、スイング自体はきれいに振れていました。
なので、アドレス時の背骨の傾きとグリップを少しレッスンしたところ、20分のレッスンでドローボールも出るようになり、大変喜んでいただきました。
スイング軸の作り方
安定したスイング軸を作るための練習方法について解説します。
安定したスイング軸を作るのは、簡単ではありません。練習して少しづつ覚えていきましょう。
ショートスイング
いきなりフルスイングでスイング軸を安定させようとしてもなかなかうまくいきません。
まずは、小さいスイングからスイング軸を安定させていくのがおすすめです。
最初は手元が7時から5時の振り幅で練習
スイング軸を意識しながら上体を回して、何回やってもしっかりインパクトできるようにしましょう。
しっかりインパクトができるようになったら、手元が腰から腰、9時から3時と少しずつスイングを大きくしていきましょう。
僕は軸を意識するときは、背中側の首の付け根と尾てい骨のポジションを意識すると軸のイメージを持ちやすいです。
ドリル
ここでは、家で出来るスイング軸を安定させるためのドリルを解説していきます。
- シャドースイング
クラブを持たずにスイングします。
鏡などで確認しながら、ゆっくりでいいので軸をキープした身体の回転の動きを覚えましょう。
壁に頭をつけてアドレスの形をとり、壁から頭が離れないようにスイングするのも効果的です。(前傾角度をキープした動き)
- 素振り
こちらも鏡を見ながらゆっくりスイングします。
鏡と正対して構えれば軸の横ブレ、飛球線後方に設置すればバックスイングの軸の上下動、飛球線に設置すればフォロースルーサイドの軸の上下動が確認できます。
バランスデスクなどがあれば、バランスデスクに乗ったままスイングするのもおすすめです。
- トレーニング
スイング軸をキープしてスイングするためには、当然ながら基礎筋力があった方がよいです。
家でのトレーニングでおすすめなのは自体重を使った基礎トレーニングです。
主に、腕立て、腹筋、背筋、スクワット、これらを無理のない範囲で行っていただければ、ゴルフスイングに必要な筋力はokです。
あまりにムキムキになりすぎても、スムーズなスイングができなくなるので気を付けてください。
僕の父親は柔道をしており、筋肉がありすぎて普通のアドレスをすることすら難しく。僕はゴルフを始めたときから、「ゴルフをするなら、上腕と胸筋だけは筋肉をつけるな」と言われ続け。そのおかげでぼくは、今だに胸板が薄いコンプレックスを抱いております。
僕は今までは、先ほど書いた、腕立て、腹筋、背筋、スクワットと自体重で出来る基礎トレーニングをメインにしてきましたが、最近は、フィットネスツール『SAITOー5』も、気に入っています。
負荷を変えることができるので、家にいる空き時間などに、息子と一緒にトレーニングに励んでいます。
『SAITOー5』は、渋野日向子プロのトレーナーの斎藤大介さんがプロデュースするフィットネスツールなのですが、ゴルフスイングの身体の動きに合わせたトレーニングができるのでゴルファーにはピッタリです。
トレーニングの中には、ゴルフスイングの動きもあるので、鏡を見ながら取り組んでいます。
興味があればぜひ使ってみてください。
商品の紹介記事はこちら!https://my-golfdigest.jp/gear/p12908/
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まとめ
今回の記事では、ゴルフスイングにおける大事なポイント
- スイング軸
- スイングプレーン
- スイングアーク
の中から、スイング軸について書きました。
ゴルフ初心者が、安定してナイスショットが打てるように、
- スイング軸とは
- スイング軸の重要性
- スイング軸を作るための練習方法
これらについて解説しました。
スムーズなスイングをして、クラブの芯でボールをヒットする。そして目標に向かって綺麗に球が飛んでいく。
ゴルフをしていて最高にきもちがよい瞬間ですよね。
背骨を自分のイメージ通りに動かすことができれば、スイング軸を安定させることができます。
お家で出来る簡単な「背骨をコントロールするトレーニング」方法を別記事で解説しています。スイング軸の安定したきれいなスイングを手に入れたい方はぜひ参考にしてみてください!
この記事が少しでも参考になって、そんな瞬間が今までよりも数多くあなたに訪れたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、別の記事でお会いしましょう。