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ショートゲームとパッティング

【ランニングアプローチの基本】番手・打ち方・練習方法を徹底解説!

カップとボール
  • 『グリーンの近くまではきたのに・・・』
  • 『そこからアプローチを失敗してしまってなかなか良いスコアが出ない」
  • 『ランニングアプローチが簡単だよと聞いたけど、よく分からないから誰か打ち方を教えて・・・」

せっかく順調にグリーンの近くまではきたのに、そこからのアプローチで失敗してなかなかスコアが良くならないと悩んでしまうゴルファーはたくさんいます。

僕は12年以上アマチュアゴルファーにレッスンをしてきました。その経験から、失敗の少ないランニングアプローチの重要性がわかってきました。

そこで、この記事では、僕の考える失敗しないランニングアプローチについて解説していきます。

この記事を読めば、ランニングアプローチを成功させるために大切な考え方・構えかた・打ち方が分かります。

ぜひこの記事を読んで、グリーンまわりからのアプローチを安定させて、良いスコアでラウンドしてみてください!必ず今までよりもさらにゴルフが面白くなるはずです。

それでは、さっそく解説していきます。

【ランニングアプローチの基本】番手・打ち方・練習方法を徹底解説!

アプローチ

ランニングアプローチとは

ランニングアプローチとは、グリーン周辺からボールを少しだけ飛ばして、その後ボールをころがしてカップに寄せるショットです。

振り幅が少なくてすむのでミスが少ない打ち方で、初心者ゴルファーにもおすすめのアプローチです。

使える場面が限られるショットですが、使う頻度は結構多いです。使える場面では積極的に使うようにしましょう。

ランニングアプローチを使う場所

パッティンググリーン
  • ランニングアプローチは、基本的にはすぐそこにグリーンがあるときに使います。(僕の場合は、グリーンまで10ヤード以内)
  • カラーからピンまでがある程度離れている(僕の場合は、10ヤード以上)
  • クラブでボールに直接コンタクトできる状況にボールがある。(ラフにボールが沈んでいる場合はNG)

これらの条件を満たしていれば積極的にランニングアプローチを選択しましょう。

これら以外の状況では、ピッチエンドランやピッチショットを使います。

ランニングアプローチのクラブ選択

ゴルフ ウェッジ

ランニングアプローチで使うクラブは、一般的にはPW・9~7アイアン。

ボールをどれくらい転がしたいかによって使用クラブが変わります。転がしたい距離が長くなるほど大きい番手を使用しましょう。

同じ距離のアプローチなら、転がす距離が長いクラブほどキャリーの距離は短くて済むので振り幅が小さくなるのでよりミスが出にくい。

ランニングアプローチでは、使うクラブやグリーン面の傾斜などによってもボールが転がる距離が変わります。

自分のランの距離を把握することで、使用クラブをかんたんに決めることができるようになります。

僕の場合は、

  • PW ラン10ヤード
  • 9I     ラン12ヤード
  • 8I.    ラン15ヤード

を基準にグリーンの傾斜などを考慮してクラブを選択します。

ランニングアプローチの構えかた(アドレス)

ゴルフアドレス

ランニングアプローチの構えかたで大切なことは、小さく構えることです。

小さく構えることによって、スイング軸が安定して、ボールにしっかりコンタクトできるようになります。

ランニングアプローチの構えかたの手順

  1. クラブフェースを目標に直角に合わせる
  2. 左足かかとの内側の延長線上にボールがくるように左足をセットする。(このとき普段よりボールに近づくようにしましょう。)
  3. 両足の間がこぶし1個分になるように右足をセットする
  4. 体を目標と平行にして、股関節から上体を前傾させて、膝を軽く曲げる
  5. クラブを短く握る
  6. 両足のつま先を少し左に向ける

これでアドレスは完成です。

ゴルフでは、ショットを成功させるためにはアドレスが重要です。一つ一つ確認しながら正しい構えができるようにしましょう。

ランニングアプローチの打ち方

アプローチ

ランニングアプローチの基本の打ち方で大切なのはテンポとリズムです。

首の後ろを支点にして、振り子の動きを意識してクラブを動かしましょう。

テンポとリズムを一定にすることで、ミスをふせぎ、打ちたい距離を正確に打てるようになる。

ランニングアプローチの体の動かし方は、パッティングストロークと同じイメージで背骨を回して上体の回転でクラブを動かします。

遠くにボールを飛ばす必要がないので、手首は極力使わないようにします。しかし、力を入れて固めすぎるとスムーズにクラブを動かせなくなるので注意しましょう。

ランニングアプローチを行うときの注意点

アプローチ

ランニングアプローチを行うときによくある失敗は、トップとダフりです。

ここでは、ランニングアプローチを成功させるためにミスの原因と改善方法を解説します。

トップの原因

トップの2大原因は、

  • 上体の起き上がり
  • 目標を早く見てしまう(ヘッドアップ)

です。

上体の起き上がりは、体の回転を途中で止めてしまうことにより、腕とクラブがスムーズに振れなくなってしまうことで起こります。

これらの失敗をしないためには、打ちたい距離と振り幅を合わせて、リズムとテンポを意識してフィニッシュまでしっかり振ることです。

振り幅が打ちたい距離に対して大きかったり小さかったりするとリズムとテンポが崩れてミスの原因となります。

ヘッドアップは、グラブヘッドがボールにコンタクトするまでしっかり顔を残すことを意識するしかありません。

後は、両足の幅を狭くして両つま先を左に向けている構えがとれているかは、しっかり確認しましょう。軸を保ったまま体を回しやすくすることで、顔を残したままでも打ちやすくなるのでヘッドアップしずらくなります。

ダフりの原因

ダフりの2大原因は、

  • 体から腕が外れてしまう(手打ち)
  • 下半身の横ぶれ

です。

まず、体から腕が外れてしまう原因は、体の回転を使わずに腕を使って打つからです。このような打ち方をしてしまうと、クラブの軌道が乱れてしまいダフりが出やすくなってしまいます。

そこで、腕と体が同調した動きを覚えるために、右脇にグローブなどを挟みながら落とさないようにランニングアプローチを打つ練習がおすすめです。

次に、下半身の横ぶれですが、ストローク中に下半身を使いすぎてしまうことが原因です。下半身がストローク中に左右に動くとクラブの最下点が変わってしまいダフりやすくなります。

練習方法としては、練習場のかごなどを利用して、アドレスした時の膝の横に置き当たらないように打つのがおすすめです。下半身はその場で足踏みするようなイメージで動かすとスムーズに動けるとようになります。

まとめ

ゴルファー

今回の記事では、ランニングアプローチを成功させるために、

  • ランニングアプローチの考え方
  • 構え方と打ち方
  • ランニングアプローチの注意点

について解説してきました。

グリーン周りからランニングアプローチを使い、しっかりカップにボールを寄せられるようになると、ゴルフのスコアはグッと安定します。

ぜひ、この記事を参考にランニングアプローチを練習してみてください。

また、アプローチの基本については、別記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。

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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。

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